◆高血圧が気になる方へ
高血圧は脂のとり方を考えることが大切です。
高血圧の原因として「塩分」が考えられることが多いのですが、実はもっと良くないものがあります。
それは「あぶら(脂)」です。
「収入が多くなると油(脂)が多くなる」と言われるように、食事も脂肪のたっぷりはいった肉や、多忙な仕事の合間に食べるファストフードなど、脂肪を取りすぎてしまう機会が増えるようです。
動物性の脂は温度が下がると白く固まりますが、それと同じことが身体の中でも起こっていると考えると分かりやすいでしょう。
また植物性の油、例えばメディアでも話題になったココナッツオイルも、日本で販売されているものは白く固まっています。これは身体にいいのでしょうか?
いつも摂っている油(脂)がいいのか悪いのか、そしてそれはなぜかを考えてみて下さい。
血中コレステロール値を下げればいいのでしょうか?
コレステロールは実は悪者ではありません。
コレステロールはすべての細胞の構成成分で、大切なものです。
血中コレステロールが増えるのは図のような流れで、合成が促進されます。
コレステロールを下げる低下剤は、合成阻害剤であり、新しいコレステロールができなくなります。ところが細胞も血管も、コレステロールで活きています。
コレステロールの80%は自分の体内でできており、食べ物由来は20%だけです。
だから薬によって身体の中で起こる合成を阻害してしまうことは、細胞の働きまで阻害してしまうことになるのです。
血圧は降圧薬では下がりません。
血液が流れにくく詰まっていることで、心臓が血流を上げるために高血圧になります。
多くの病院では降圧薬が処方されますが、降圧薬にはβ遮断薬、Ca拮抗薬、ACE阻害薬が併用して含まれていることが多いです。
β遮断薬は血管の収縮を抑えます。
Ca拮抗薬は、血管の平滑筋収縮を抑えます。
またACE阻害薬は、血管筋肉の収縮を抑えるものです。
降圧薬に頼ると、身体が動かなくなることも…。
降圧薬を摂り続けることで、手・足・腰、全身の平滑筋(骨格筋)が動かなくなり、肩や腰・膝の痛みが起きたり、歩行困難、嚥下困難が引き起こされます。
また降圧薬を使うことで毛細血管が流れにくくなり、その結果、心臓病や脳血管障害、癌、認知症、被介護状態になるリスクが高くなると考えています。
身体の機能を奪ってしまう降圧薬は、急激に増えている認知症とも因果関係があるのではないかと考えます。
ぜひ薬に頼らずに血圧が正常に戻るように、脂の摂り方を考え、生活を見直してみましょう。
血圧が気になる方、脂が気になる方は、お気軽にご相談下さい。
〒247-0002
横浜市栄区小山台2-42-1 イマージュ小山台1階
営業時間/10~19時 定休日/日・月・祝日
FAX:045-894-6337